神父であって牧師ではないのだ
昨日は親戚の娘の結婚式に出席した。
カトリックの教会である。
冒頭、神父はこう言った。
「ここは、結婚式場ではなく教会だ。そして、私は神父だ」。
分かってるよ。どう見たって、僧侶や神職じゃない。
さらに。
「私は、神父であるから、結婚しない。生涯独身である」。
はは~ん、分かったぞ。暗にプロテスタントや牧師との格の違いを言っておるな。
まっ、分かるけど、別にここで言わんでもいいだろう。
なんて余計なことを考えながら、聞いているのがいかにも年寄りらしいところだ。
さてと、ここからいつものようにお勉強コーナー。
キリスト教は、大きく分けると、カトリックとプロテスタントに分類できる。
歴史的に古いのは、カトリックだから、これを旧教とも言う。プロテスタントは新教。
冒頭の神父。これはカトリックの呼び名。プロテスタントでは、牧師と言う。
この日の神父も、よく間違って、「牧師様」とか言われるんだろうな。
だから、「断っておきますけど、私は牧師ではありません」ってなるんだね。
キリスト教は、ヨーロッパで広まった。信者が爆発的に増え、それにつれて教会の力が強まった。
ある時期、その力は、各国の皇帝や国王を上回るほどであった。
しかし、権力は腐敗する。
そこで、これを批判する人々が現れた。
その代表的存在が、ルターやカルバンである。
ルターやカルバンなどの考え方は、ヨーロッパ各国に広がり、
ローマを中心とする従来のキリスト教(カトリック)に対抗する、新しい勢力として成長して行った。
これが、教科書にも出てくる宗教改革である。
かれらの一派は、総称してプロテスタントと呼ばれた。
(この話、だいぶはしょったので、高校の世界史で詳しく学んでほしい)
ちなみに、入試では必須のフランシスコ・ザビエルは、カトリックの人である。
カトリックの教会である。
冒頭、神父はこう言った。
「ここは、結婚式場ではなく教会だ。そして、私は神父だ」。
分かってるよ。どう見たって、僧侶や神職じゃない。
さらに。
「私は、神父であるから、結婚しない。生涯独身である」。
はは~ん、分かったぞ。暗にプロテスタントや牧師との格の違いを言っておるな。
まっ、分かるけど、別にここで言わんでもいいだろう。
なんて余計なことを考えながら、聞いているのがいかにも年寄りらしいところだ。
さてと、ここからいつものようにお勉強コーナー。
キリスト教は、大きく分けると、カトリックとプロテスタントに分類できる。
歴史的に古いのは、カトリックだから、これを旧教とも言う。プロテスタントは新教。
冒頭の神父。これはカトリックの呼び名。プロテスタントでは、牧師と言う。
この日の神父も、よく間違って、「牧師様」とか言われるんだろうな。
だから、「断っておきますけど、私は牧師ではありません」ってなるんだね。
キリスト教は、ヨーロッパで広まった。信者が爆発的に増え、それにつれて教会の力が強まった。
ある時期、その力は、各国の皇帝や国王を上回るほどであった。
しかし、権力は腐敗する。
そこで、これを批判する人々が現れた。
その代表的存在が、ルターやカルバンである。
ルターやカルバンなどの考え方は、ヨーロッパ各国に広がり、
ローマを中心とする従来のキリスト教(カトリック)に対抗する、新しい勢力として成長して行った。
これが、教科書にも出てくる宗教改革である。
かれらの一派は、総称してプロテスタントと呼ばれた。
(この話、だいぶはしょったので、高校の世界史で詳しく学んでほしい)
ちなみに、入試では必須のフランシスコ・ザビエルは、カトリックの人である。