今日は収穫祭、感謝を込めて米を食う日だ
私は子供の頃、勤労感謝の日って、何だかよく意味の分からない休日だなと思っていた。
勤労する人、つまり働いている人に感謝するということなら、世の中の人は、みんな働いているじゃないか。そうなると、その人たちに感謝するのは、働いてない俺たち子供ってことになる。そういう日か。
だが、両親には父の日とか母の日とかに感謝しておいたしな。それとどこが違うんだ。一体この日はどういう日なんだと母親に質問した覚えがある。
高校生になって答えが分かった。
11月23日は、戦前まで「新嘗祭(にいなめさい)」という名の祭日だったのだ。
新しくとれた穀物を神様にお供えし、収穫に感謝する日。
うん、それなら分かる。大事だよな、そういう気持ち。
しかし、だったら、なぜそう言わないのか。
戦後、GHQが、天皇家の行事と結びついたものだからということで、これを廃し、意味不明な祭日にかえてしまったからだ。余計なことしてくれたな。
名前は勤労感謝の日に変わっても、この日は本来新嘗祭であるから、休日であるかどうかには関わりなく伊勢神宮をはじめ全国の神社で、祭祀がとりおこなわれている。
11月23日。今日は収穫祭だ。感謝を込めて米を食うことにしよう。
勤労する人、つまり働いている人に感謝するということなら、世の中の人は、みんな働いているじゃないか。そうなると、その人たちに感謝するのは、働いてない俺たち子供ってことになる。そういう日か。
だが、両親には父の日とか母の日とかに感謝しておいたしな。それとどこが違うんだ。一体この日はどういう日なんだと母親に質問した覚えがある。
高校生になって答えが分かった。
11月23日は、戦前まで「新嘗祭(にいなめさい)」という名の祭日だったのだ。
新しくとれた穀物を神様にお供えし、収穫に感謝する日。
うん、それなら分かる。大事だよな、そういう気持ち。
しかし、だったら、なぜそう言わないのか。
戦後、GHQが、天皇家の行事と結びついたものだからということで、これを廃し、意味不明な祭日にかえてしまったからだ。余計なことしてくれたな。
名前は勤労感謝の日に変わっても、この日は本来新嘗祭であるから、休日であるかどうかには関わりなく伊勢神宮をはじめ全国の神社で、祭祀がとりおこなわれている。
11月23日。今日は収穫祭だ。感謝を込めて米を食うことにしよう。