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頭から訳せ、文章を整えるな。

 今回は完全受験生向け。

 昨夜は久しぶりに梅野塾勉強会。
 何度も言っているが、私は塾を経営しているわけではない。まあ、希望する人がいれば誰でも教えちゃう。不定期・無料。

 さてと、昨夜は何をやったかというと、主に英語の長文読解。
 埼玉県では毎年2問出るね。そのうち1問は会話文形式の長文だ。

 国語の長文読解もそうだが、「次の文を読んで~答えなさい」となっているのだから、読まなきゃ話にならない。
 しかし、時間が限られているから、じっくりと味わって読んでいる場合ではない。
 スピードが求められる。
 が、早くは読んだが、内容がさっぱり頭に入っていないというのでは、設問に答えるときに困る。

 スピードと内容理解。
 この両方のバランスをどう取るか。これが長文の読み方のポイントだ。

 ●頭から訳せ、文章を整えるな、内容を理解したら先に進め
  次の文は、埼玉県公立入試大問4の冒頭の部分だ。

 Mayumi and Ayako are student at Nishi Junior High School, and they are good friends. One day in May they met at the station to do some shopping. They saw a new building by the station and some new shops on the first floor.

 最初の文章。
 これを正しい日本語に訳しなさいと言われたら、たぶん、こんな感じになる。
 「まゆみとあやこは、西中学校の生徒で、二人は親友です」

 しかし、きちんとした、正しい日本語に訳すことは求められていないから、頭の中で、そういう作業はしない。
 頭から順に、「まゆみとあやこ」「生徒」「西中学校」「かれら」「良い」「友達」。
 これだけでいい。これで内容は分かるだろう。

 次も正しい日本語訳なら、こうなる。
 「5月のある日、彼女たちは、買い物をするために、駅で会った」
 だが、このようなきれいな日本語に整えない。その手間は省く。
 頭から順に、「ある日」「5月」「かれら」「会った」「駅で」「するために」「何か」「買い物」。
 ここまで訳したら、先に進む。

 いま、きみたちに求められているのは、一つひとつの英文を、正しい日本語に訳すことではない。
 後の設問に答えるために、だいたいの内容をすばやく理解することだ。

 ところが、ふだんの習慣で(つまり授業の時のやり方で)、ついつい、正しい日本語に整えようとしてしまう。
 それはやめなさい。
 他人の前で発表するわけじゃないのだから、ちょっとぐらい日本語として変でも、自分なりに内容が理解できたら、どんどん先に進みなさい。
 1つや2つ単語が分からなくても、適当に想像して、次に移りなさい。止まってはいけません。
  
 と、昨夜のポイントを文章で表せば、こういうことになる。
 実際には、このやり方を練習(トレーニング)するのが私の授業なのだが、過去の経験から言えば、これによって、長文を読むスピードは各段に早まる。
 読むスピードが早まれば、余裕を持って、設問に向き合うことができる。
 試してみてほしい。
  
 

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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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