大学だけではない「2018年問題」
2018年問題。
これは主に大学関係者の間で話題になっているものである。
私は大学関係者ではないので話題にしたことはないが、その中身を知れば、まるで無関係ということもないので、ちょっとは真剣に考えてみなければならないと思った。
2018年以降、18歳人口の低下が顕著になる。
18歳人口とは、言い換えれば高校3年生の数であるから、これが減少すれば大学受験生の数が減ることになる。ただ、高校3年生全員が大学に進学するわけではないから、大学に進学する人の割合(大学進学率)が増えれば、人口の低下をカバーできる。しかし、今後の大学進学率の上昇は期待できない。このままでは、閉校に追い込まれる大学がさらに増えるだろう。
これが、大学関係者の間でささやかれている「2018年問題」である。
さて、ここから先が私の領分である。
今から4年後、2018年に18歳となるのは、2014年現在14歳ということになる。中学2年生だ。
つまり、このあたりから人数が減り始めるという予測だ。
では、学校基本調査という資料に基づいて、調べてみよう。
埼玉県の場合である。
中学2年生 65,291人 28年度入試受験生
中学1年生 65,380人
小学6年生 65,249人
小学5年生 64,106人
小学4年生 62,867人
小学3年生 61,145人
小学2年生 62,843人
小学1年生 62,684人
高校受験ということで考えれば、来年、再来年とその次の年までは6万5千人台をキープしそうだ。
しかし、その翌年。平成31年度入試ということになるが、ここで一気に1000人の減少。さらに翌年の32年度入試でもさらに1200人の減少が予測される。
転入や転出もあるので、多少の変化はあるにしても、4年後の2018年ないし5年後の2019年には、今大学が心配しているような事態が高校にもやって来そうだ。
中学受験の場合は、事態はさらに早くやって来る。
2年後から急速に減ることが分かっているから、学校関係者だけではなく、塾関係者なども、早急にその対策を立てなければいけないということだ。
これは主に大学関係者の間で話題になっているものである。
私は大学関係者ではないので話題にしたことはないが、その中身を知れば、まるで無関係ということもないので、ちょっとは真剣に考えてみなければならないと思った。
2018年以降、18歳人口の低下が顕著になる。
18歳人口とは、言い換えれば高校3年生の数であるから、これが減少すれば大学受験生の数が減ることになる。ただ、高校3年生全員が大学に進学するわけではないから、大学に進学する人の割合(大学進学率)が増えれば、人口の低下をカバーできる。しかし、今後の大学進学率の上昇は期待できない。このままでは、閉校に追い込まれる大学がさらに増えるだろう。
これが、大学関係者の間でささやかれている「2018年問題」である。
さて、ここから先が私の領分である。
今から4年後、2018年に18歳となるのは、2014年現在14歳ということになる。中学2年生だ。
つまり、このあたりから人数が減り始めるという予測だ。
では、学校基本調査という資料に基づいて、調べてみよう。
埼玉県の場合である。
中学2年生 65,291人 28年度入試受験生
中学1年生 65,380人
小学6年生 65,249人
小学5年生 64,106人
小学4年生 62,867人
小学3年生 61,145人
小学2年生 62,843人
小学1年生 62,684人
高校受験ということで考えれば、来年、再来年とその次の年までは6万5千人台をキープしそうだ。
しかし、その翌年。平成31年度入試ということになるが、ここで一気に1000人の減少。さらに翌年の32年度入試でもさらに1200人の減少が予測される。
転入や転出もあるので、多少の変化はあるにしても、4年後の2018年ないし5年後の2019年には、今大学が心配しているような事態が高校にもやって来そうだ。
中学受験の場合は、事態はさらに早くやって来る。
2年後から急速に減ることが分かっているから、学校関係者だけではなく、塾関係者なども、早急にその対策を立てなければいけないということだ。