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続々報 第2回進路希望調査「私立編」

 新聞紙上においては、公立の希望状況のみが掲載されているが、県内私立を希望校として書いた生徒もいるわけで、そのあたりの数字を見ておこうと思う。
 なお、これはあくまでも12月15日現在の数字の比較であって、来週から始まる私立入試に向けて、実際の出願状況は変化していると考えられる。

◆昨年に比べ希望者が増えている学校
 叡明 74.9%増
 秀明英光 42.1%増
 自由の森学園 36.7%増
 西武台 28.3%増
 東野 25.8%増
 
 突出しているのが、越谷レイクタウンに新規開校する叡明(共学)である。小松原(男子校)としての募集であった昨年は、175人だったが、今年は306人と大幅な伸びを見せている。男女の内訳をみると、男子175人、女子131人であるから、ちょうど女子の人数分だけ希望者が増えていることになる。

 なお、上記以外で希望者が20%以上増えているのは、春日部共栄・浦和実業学園・川越東・埼玉平成・本庄東の各校である。

◆昨年に比べ希望者が減っている学校
 栄北 -30.3%
 花咲徳栄  -25.8%
 山村国際 -25.0%
 大宮開成※ -24.4%
 聖望学園※ -24.2%
 大妻嵐山※ -21.4%
 獨協埼玉※ -20.1%

 希望者の中には、併設中学校からの内部進学者も含まれる。※印の学校は、中高一貫校である。
 大宮開成は、昨年234人から今年177人と、57人減っているが、内部進学者が昨年に比べ約40人少ないことが影響しているとみられる。
 獨協埼玉も、昨年294人から今年233人と、61人減っているが、こちらも内部進学者が45人程度少ないことが影響しているとみられる。

 次に、調査時点における定員充足率をみてみる。
 希望校として書いた者が、いわゆる「単願」希望者であり、かれらが確実に入学したと仮定したときに、募集定員をどれくらい満たすかという数字である。

◆調査時点において定員充足率が高い学校
 栄東※ 86.8%
 開智※ 80.8%
 本庄東※ 81.8%
 星野※ 75.1%
 秀明英光 74.3%
 獨協埼玉※ 72.8%
 東京農大三※ 71.8%
 城北埼玉※ 70.4%

◆調査時点において定員充足率が低い学校
 東野 22.3%
 武南※ 34.8%
 大宮開成※ 35.4%
 浦和学院 38.0%

 浦和学院は、昨年の328人から今年304人と減っているが、昨年も最終的には、定員800人に対し、913人が入学している。併願受験者数と、その「戻り率」が昨年並みであれば、定員を割り込むことはないとみられる。
 武南は、昨年の135人から今年139人と、ほぼ現状維持である。中高一貫であるが、第1期生が高校に入学するのは来年度からであるから、この数字は、外部進学者のみの数字である。もともと単願希望者よりも、近隣の蕨・川口北・浦和南などとの併願受験者が多い学校で、昨年も、最終的には定員400人に対し465人が入学しているので、ここも併願受験者数と「戻り率」が昨年並みであれば、定員を大きく割り込むことはないとみられる。

 
 以上、12月15日現在調査における数字からみた動向である。
 私立は、公立に比べると入試制度が複雑である。
 中高一貫校と高校単独校、単願の割合が多い学校と併願の割合が多い学校、明確な合否見込みを出す学校と出さない学校など、さまざまな要素が絡み合っての数字であることに注意したい。



 
 

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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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