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文章上達のカギは「短く、短く」

 熊谷市にお住いのKさんからのご相談。
 「うちの子は文章が下手なので(論述問題)で減点されそうです。今から、少しでもうまくなれる方法はありますか?」

 答。あります。

 当ブログでおなじみの「わが社の志村クン」は、それでも大学出たのかとあきれるほど文章が下手である。しかし、本人にはその自覚がないらしく、やたらに長い文章を書きたがる。困ったものだ。延々とメールを打っている姿が悲しい。
 そこで私からの注意。
 「メールは5行以内で書け」
 「まず結論を書け」
 「ワンセンテンスを短く、短くしろ」
 
 この中で、受験生にも当てはまるアドバイスは、「ワンセンテンスを短く、短く書け」であろう。

 例題。
 「私は文章を書くのが下手なので、一生けんめい練習しているが、なかなか上達しないので、このまま入試を迎えることに不安を持っているが、今からでも上達する何か良い方法はないものだろうか。」
 
 結構長いが、これで一文。
 さあ、短くぶった切るぞ。

 「私は文章を書くのが下手だ」。
 「一生けんめい練習している。」
 「なかなか上達しない。」
 「このまま入試を迎えることに不安を持っている。」
 「今からでも上達する何か良い方法はないものだろうか。」
 5文になった。句点(、)を一つも使っていない。

 このままでもいいが、強いて言えば、「一生けんめい練習している。」と「なかなか上達しない。」の間に、「しかし、」という接続詞を入れるとよい。

 長く長く書いて、人に分からせる文章にするには、それ相応の技術が必要なのだ。その技術がないという自覚があるならば、一文を短く短く書くことを意識するべきだ。

 ただ、ここで問題になるのは、一つ一つの短い文章をつないで行く場合、どうしても「接続詞」が必要になる場合があるということだ。

 ありがちなスポーツ選手のインタビュー。
 「今日は絶対に勝つぞと思ってたし~、相手も必死でくることは分かってたし~、気持ちの面で負けないことが大事だし~」と言った具合に、接続詞を使わず全部「し~、し~、し~」でつないで行く。

 「今日は絶対に勝つぞと思っていました。」
 「ただし(しかし)、相手も必死でくることは分かっていました。」
 「ですから、気持ちの面で負けないことが大事だと思っていました。」
 このぐらいに喋ってほしいね。

 文章上達のもう一つの方法は、接続詞の手持ちを増やすことである。

 ※以前、「なので」の使い方が変だという話を書いた。
  「なので」の使い方はコチラ

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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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