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平成27年度埼玉県公立高校入試 社会の解答と解説

 平成27年度埼玉県公立高校入試・社会の問題解説。
 (私は、元社会科教員である)
 
 後日、詳しくやるが、とりあえずの解説を載せておくことにしよう。

大問1
問1 答(インド洋)
 必ず大陸か海洋が出されるところ。去年は大陸だったので今年は海洋の番。
問2 答(ア 北  イ 東)
問3 答(ウ)
 時事問題というわけではないが、イスラム諸国が注目されているところであるから、新聞・テレビのニュースに接している人にとってはなんでもない問題だったろう。
問4 答(イ 1年をとおして気温が高い)
 年平均が高いのはアとイ。イは降水量もおおいので、こちらがマナオス。アは年降水量が極端に少ないから砂漠気候。つまりリヤド(サウジアラビア)だ。
 熱帯の気候の特色だから「1年中気温が高い」、「1年を通して気温が高い」が正解。「1年中、暑い」はどうか? 気温の特色で「暑い」はないだろう。気温は「高い」か「低い」で答えるべきだから減点されるかも。
問5 答(ア、イ)
 2つ合って3点

大問2
問1 答(イ)
 米の産出額の多さからⅢ新潟県が確定。工業出荷額の多さからⅠ静岡県が確定。
問2 答(ウ)
問3 答(雪が多い気候なので、荷重を減らすために屋根のこう配が急である)
 気候に注目してとあるから「雪が多い」ということは必ず言わなければならないだろう。「屋根のこう配が急である」ことは写真を見ればわかる。「荷重を減らすため」は、「屋根の雪を落ちやすくする」といった書き方でもOKだろう。
問4 答( (1)扇状地 (2)ア、オ)
 6cm=0.06m これに2万5千をかければ1500mだからアは正しい。家の形の中に「つえ」があるから老人ホームでオも正解。

大問3
問1 答(ウ)
 Ⅰは飛鳥時代をさしている。文化の特色は、「仏教が伝わった」、「豪族」などから(a)が選ばれる。写真は教科書にもある弥勒菩薩像、すなわち資料1が選ばれるはず。
問2 答(A聖武天皇 B北条泰時)
 奈良時代の天皇だから聖武天皇。御成敗式目から北条泰時。
問3 答(エ)
 Ⅲの時代が鎌倉時代は明らかである。エのなかに「地頭」という言葉が出てくるので、これが正解と分かる。
問4 答(ア)
 戦国時代は15世紀末から16世紀末。元寇などからチンギスハンの部族統一は、日本でいえば鎌倉時代あたりだと想像できる。アメリカの建国は日本で言えば江戸時代だあるから、YとZは時代がまったく異なる。
問5 答(島原・天草一揆  キリスト教徒を発見するために絵踏を行ったり、宗門改めによって、仏教の信者であることを寺に証明させたりした)
 発見する方法が「絵踏」で、それに使われたのが「踏絵」という関係なので、「絵踏を行った」が好ましいが、「踏絵を行った」も許容範囲と思われる。

大問4
問1 答(大久保利通)
 明治新政府の中心人物である。
問2 答(ロシア、オ)
 日清戦争(下関条約)→三国干渉→日露戦争という流れを問う問題。満州は中国の北部、すなわちロシアにもっとも近い地域であるから遼東半島の位置はbが選ばれるだろう。
問3 答(大戦景気のため、工業生産額が農業生産額を上回った)
 1914年と1919年は、第一次世界大戦の時期ということ。このころの日本経済の状況をあらわす名称をもちいて、とあるから「大戦景気」という用語は欠かせない。
問4 答(エ→ウ→ア→イ)
 政党政治の始まりと、それが崩れていく過程を理解できているかどうかを試す問題。2・26事件以前は「憲政の常道」と呼ばれる政党政治が行われていた。ウとエはアよりも前。原敬内閣は最初の政党内閣とあるから、エはウよりも前。2・26事件以後、軍国主義の傾向が強まり、政党も大政翼賛会に統合されてしまう。
問5 答(ウ)
 アは1951年、イは戦後改革の一つである。エの冷戦終結はずっと後の話。

大問5
問1 答(イ、ウ)
 裁判官は国民審査でやめさせられる場合もあり、アは誤り。検察官が被告人を訴えるのは刑事裁判だからエは誤り。判決を言い渡すのは本物の裁判長だからオは誤り。
問2 答(一つの選挙区から一人の代表を選ぶしくみである。 衆議院)
 一人の当選者を選ぶ(決める)なども正解の範囲。
問3 答(Ⅰ社会福祉 Ⅱ公衆衛生)
 社会保障制度の4つの柱について問う問題。
問4 答(ウ)
 豊作なら供給量が増えるからイとウにしぼられる。供給が需要を上回れば、ものがあまって価格が下がるから、ウが選ばれる。
問5 答(NPO)
問6 答(グラフ1 非正規労働者の割合が増えた。 グラフ2 年齢が上がっても、賃金は上がりにくい)
 新聞・テレビなどでもしばしば取り上げられている時事的要素を持つ問題。非正規労働者の賃金は、上がらないとか、ほぼ一定とか、変化がないと答えても大丈夫だろう。

大問6 
問1 答(エ)
問2 答(院政)
問3 答(座)
問4 答(徳島県は、地方独自の財源である地方税の割合が低く、財政格差をなくすために国から配分される地方交付税交付金の割合が高い)
 地方税の割合が低く、地方交付税交付金の割合が高いのは、グラフを見れば簡単にわかることなので、採点の重点は、地方税と地方交付税交付金とはどのようなものかの説明におかれるだろう。
 


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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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