20年続いている、ちょっと変わった会
今から20年前の1995年、ある法律についての現状を視察するため米国に行った。
その法律とは中学校公民の教科書にも出てくるPL法(製造物責任法)である。
当時、わが国でもいよいよPL法が施行されることになり、企業がどのように対応すべきかが議論されていた。そこでProduct Liabilityの先進国である米国を訪れ、各企業がどのように対応しているかをこの目で見て来ようということになったのだ。
日立・ソニー・パナソニック(当時は松下電器)など大手企業の法務担当者を中心とする約20名が、2週間にわたり、ニューヨーク・ワシントン・ロスアンゼルスを訪ねた。
この手の視察は、半分以上は観光というのが相場だが、この一行、異常なまでに研究心が旺盛で、お遊びは一切なし。唯一覚えているのが本場のユニバーサルスタジオに行ったことぐらいだ。しかし、この時でさえ、来場者の安全のためにどんな配慮をしているかなんてことを考えている。せっかくアメリカまで行ったのに。
で、帰国してから1年後。久しぶりに集まろうということになって、また来年も、次の年もと続けているうちに、とうとう20年経った。
昨夜は、その、年に1度の同窓会?であった。
なにせ20年であるから、当時と同じ職場にいる人はほとんどいないのだが、それぞれに次の目標を定め、元気に活動している。
60代でも70代でも、社会に貢献する方法はいろいろあるんだなと、私はいつも諸先輩方の生き方を参考にさせてもらっている。
それにしても、たまたま仕事上、一緒に視察旅行に行っただけのメンバーが、20年もの付き合いをしているなんて、自分でも不思議だ。
その法律とは中学校公民の教科書にも出てくるPL法(製造物責任法)である。
当時、わが国でもいよいよPL法が施行されることになり、企業がどのように対応すべきかが議論されていた。そこでProduct Liabilityの先進国である米国を訪れ、各企業がどのように対応しているかをこの目で見て来ようということになったのだ。
日立・ソニー・パナソニック(当時は松下電器)など大手企業の法務担当者を中心とする約20名が、2週間にわたり、ニューヨーク・ワシントン・ロスアンゼルスを訪ねた。
この手の視察は、半分以上は観光というのが相場だが、この一行、異常なまでに研究心が旺盛で、お遊びは一切なし。唯一覚えているのが本場のユニバーサルスタジオに行ったことぐらいだ。しかし、この時でさえ、来場者の安全のためにどんな配慮をしているかなんてことを考えている。せっかくアメリカまで行ったのに。
で、帰国してから1年後。久しぶりに集まろうということになって、また来年も、次の年もと続けているうちに、とうとう20年経った。
昨夜は、その、年に1度の同窓会?であった。
なにせ20年であるから、当時と同じ職場にいる人はほとんどいないのだが、それぞれに次の目標を定め、元気に活動している。
60代でも70代でも、社会に貢献する方法はいろいろあるんだなと、私はいつも諸先輩方の生き方を参考にさせてもらっている。
それにしても、たまたま仕事上、一緒に視察旅行に行っただけのメンバーが、20年もの付き合いをしているなんて、自分でも不思議だ。