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ゲームに学ぶ、勉強に「はまる」方法

 リクルートが「勉強サプリ」という中高校生向けのオンライン教育サービスを始めた。
 月額980円は、ちょっと試してみようかと思わせる金額だ。
 進研ゼミのベネッセも、タブレットを利用した通信教育を強化する。 
 これらはもしかしたら、塾業界の強力なライバルになるかもしれないが、その話は別の機会に。

 リクルートの「勉強サプリ」の紹介の中で、「ゲーミフィケーション」という言葉が使われている。
 今日の話はこっちだ。
 この言葉がビジネスの世界で注目されるようになったのは、ここ2~3年のことではないか。

 仕事や日常生活の中に、ゲームの要素を取り入れることによって、成果を上げようという考え方。
 思い切り分かりやすく言えば、そういうことなんじゃないかと思う。

 私個人はゲームはやらないが、ゲームには「はまる」仕掛けが、いろいろと組み込まれているらしい。
 一度「はまる」と抜けられないのは、ランキングが上がるとか、報酬(ご褒美)が得られるという具合に、モチベーションが上がり、夢中になり、ついつい続けてしまう仕組みがあるからだ。

 遊びなんてものは命に関わるものでもないし、ただちにお金が儲かるわけでもないので、そのうち飽きてしまう。しかし、ゲームを提供する側としては、それでは困るから、「はまる」仕掛けを次々に開発して、お客がそこから抜け出せないようにする。

 その結果が、一日にスマホ3時間とか5時間となるわけだが、そんなに夢中になれるなら、この考え方や仕組みを仕事や日常生活に利用したらどうだと考える人が出てきた。
 たしかに、子どもたちはケータイやスマホそれ自体に興味を持っているわけではなく、ゲームやコンテンツにはまっていいるのであるから、なぜ「はまる」かを研究し、それをお勉強に応用することもできそうだ。

 お勉強に「はまる」子供続出! 中には一日5時間の中学生も。
 なんて、なったら面白い。というか、それはそれで心配だけど。

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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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