梅野弘之の先生応援ブログ

　プレジデントばらくと、夫人みしぇるの架空会話。

ばらく「みしぇる、悪いけど、ちょっと日本に行ってくれないか」
みしぇる「私、日本は好きじゃないわ。寿司も嫌いだし」
ばらく「僕も寿司は嫌いだ。何とかジローって店に連れて行かれてウンザリしたよ。って、そういう話じゃなくて、去年の僕の訪日はあまり評判良くなかったんだよ」
みしぇる「なぜ？」
ばらく「国賓っていうことで招かれたろう。なのに僕一人で行ったじゃないか。キミは子供たちの学校の都合とか行って、一緒に行ってくれなかった」
みしぇる「当然でしょう」

ばらく「国賓は夫婦同伴で、ってことはキミも知ってるだろう」
みしぇる「だから、子供の都合よ」
ばらく「と言いながら、日本に行かなかったキミは、子供たちを連れて1週間も中国に遊びに行ったじゃないか。日本人は、アメリカが日本を軽視してるって言ってるんだ」
みしぇる「それは本当だから仕方ないじゃない」
ばらく「そうは言ったって、一応、バランスをとらなきゃいけないんだよ。とにかく、日本人はひがみっぽいからさ。頼むよ。ほんの２、３日でいいんだ」

みしぇる「わかったわ。でも、訪問の目的はどうするの」
ばらく「なんか適当にみつくろってくれよ。女子教育の振興とかなんとか、いくらでもあるだろう。アベの奥さんも、韓流ドラマほどじゃないにしても、少しは興味を持ってるみたいだから」
みしぇる「じゃあ、そうするわ。でも、せっかく日本に行くなら、少しは観光もしたいわ」
ばらく「もちろんさ。ほとんど観光でもいいぐらいだ」
みしぇる「やっぱり京都かしら」

ばらく「フシミイナリってところが、外国人に人気らしい」
みしぇる「何それ？」
ばらく「シュライン（神社）だよ」
みしぇる「それって、まずいんじゃないの」
ばらく「まずいのはヤスクニだよ。それ以外は大丈夫。だから僕も、メイジジングーってところには行ったよ」
みしぇる「そうなんだ。それにしても、中国とか日本とか韓国とかって一体何なの。誰が行ったとか行かなかったとか、握手したとかしないとか。なんて心の狭い人たちなの」
ばらく「仕方ないさ。それが東洋人ってやつなんだよ。じゃあ、気をつけて」