県下30番目の中高一貫校、本庄第一中学校が来春開校
来春開校の本庄第一中学校の開校説明会に行ってきた。
埼玉県内の私立中学校としては、30校目となる。
県内に次々と私立中学校が作られ始めたのは、平成10年代からである。
それまでは9校しかなかった。
平成12年度に、埼玉栄・星野学園・立教新座の3校が同時に開校した。
以後、毎年のように新規開校があり、ついに30校目の開校となったのである。
県内に全日制普通科を中心とする私立高校は46校あるが、いまや併設中学校を持たない「高校単独校」は少数派となってしまった。
これだけ増えてくると、後発の学校は新規性を打ち出すのが難しい。
本庄第一も、先を行く他校と、どう差別化するかに苦労したと思われる。
とりあえず、今日聞いてきた同校の特色は次のようにまとめられる。
1.中学校3年間は、高校の内容には入らず、中学校学習内容の完全習得に専念する。
2.併設高校(本庄第一高校)への内部進学にはこだわらず、公立トップ校や難関私立校を目指した受験指導を行う。
つまり、私の理解に間違いがなければ、普通に考えられている「中高6年一貫」の教育は行わないということだ。
中学校3年間でいったん完結させる。
他の私立校は、6年間の切れ目のない教育の優位性を謳っているが、ある意味、これを真っ向から否定しているように思える。
また、他の私立校は、高校進学時に他校に進むことは想定しておらず、できるだけ抜けさせない努力をしているのであるが、これとは正反対に、むしろ、他校に進むことを奨励しているように思える。
たしかに、これまでの常識をくつがえすユニークな取り組みであるが、前例がほとんどないだけに、保護者・受験生、あるいは塾の先生方の理解を得られるかどうか。そこに注目したい。
※追記
本庄第一中学校は、現在の本庄第一高校の隣地(道路を挟んで向かい側)に作られる。ここは、県立本庄北高校の跡地である。校舎はリニューアルして利用する。廃校になった県立高校の跡地利用としては、県立北川辺高校跡地を利用した開智未来中学高校の前例がある。
埼玉県内の私立中学校としては、30校目となる。
県内に次々と私立中学校が作られ始めたのは、平成10年代からである。
それまでは9校しかなかった。
平成12年度に、埼玉栄・星野学園・立教新座の3校が同時に開校した。
以後、毎年のように新規開校があり、ついに30校目の開校となったのである。
県内に全日制普通科を中心とする私立高校は46校あるが、いまや併設中学校を持たない「高校単独校」は少数派となってしまった。
これだけ増えてくると、後発の学校は新規性を打ち出すのが難しい。
本庄第一も、先を行く他校と、どう差別化するかに苦労したと思われる。
とりあえず、今日聞いてきた同校の特色は次のようにまとめられる。
1.中学校3年間は、高校の内容には入らず、中学校学習内容の完全習得に専念する。
2.併設高校(本庄第一高校)への内部進学にはこだわらず、公立トップ校や難関私立校を目指した受験指導を行う。
つまり、私の理解に間違いがなければ、普通に考えられている「中高6年一貫」の教育は行わないということだ。
中学校3年間でいったん完結させる。
他の私立校は、6年間の切れ目のない教育の優位性を謳っているが、ある意味、これを真っ向から否定しているように思える。
また、他の私立校は、高校進学時に他校に進むことは想定しておらず、できるだけ抜けさせない努力をしているのであるが、これとは正反対に、むしろ、他校に進むことを奨励しているように思える。
たしかに、これまでの常識をくつがえすユニークな取り組みであるが、前例がほとんどないだけに、保護者・受験生、あるいは塾の先生方の理解を得られるかどうか。そこに注目したい。
※追記
本庄第一中学校は、現在の本庄第一高校の隣地(道路を挟んで向かい側)に作られる。ここは、県立本庄北高校の跡地である。校舎はリニューアルして利用する。廃校になった県立高校の跡地利用としては、県立北川辺高校跡地を利用した開智未来中学高校の前例がある。