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倍率が変わる学校、変わらない学校

 進路希望調査の話です。
 間もなく、と言っても11月初旬ですが、進路希望調査の結果が新聞等で発表されます。

 これは、埼玉県内すべての中3生を対象に、10月1日現在の希望校を調査したものです。調査結果には、受験生なら誰もが気になる倍率も示されています。そこで、その見方について、参考になることを書いておきます。

 昨年の例でいうと、県立浦和の10月1日現在は1.30倍、本番の最終的な倍率は1.26倍でした。わずかに下がっていますが、466人いた希望者が462人になっただけですから、ほとんど変わらない学校と言えるでしょう。以下の学校も浦和と同じような状況でした。

 浦和一女 1.45倍 → 1.36倍
 川越   1.45倍 → 1.37倍
 川越女子 1.37倍 → 1.40倍
 春日部  1.26倍 → 1.30倍
 熊谷   1.18倍 → 1.18倍
 熊谷女子 1.12倍 → 1.12倍

 一方、10月1日現在では非常に倍率が高くても、本番ではかなり下がる学校もあります。これも昨年の例ですが、大宮(普通科)は、10月1日現在では2.16倍という高倍率でしたが、本番では1.43倍に落ち着きました。市立浦和も2.96倍が1.72倍まで下がりました。同じような状況の学校をあげておきます。
 
 蕨    1.94倍 → 1.36倍
 浦和西  2.06倍 → 1.39倍
 所沢北  1.92倍 → 1.32倍 
 熊谷西  1.92倍 → 1.16倍
 越谷北  1.73倍 → 1.28倍

 実は、こうした傾向は毎年のことで、各地域のトップ校は、10月1日現在も、その次の12月15日現在も、本番も、倍率は大きく変化することはありません。
 それに対し、各地域の2番手・3番手の学校は、10月1日現在では、非常に高い倍率ですが、12月15日現在から本番にかけて、徐々に倍率は下がって行く傾向があります。
 昨年は10月1日現在で、2倍を超えた学校が9校ありましたが、本番では1校もありませんでした。また、1.5倍を超える学校も28校が、市立浦和(1.72倍)以外は、すべて1.2~1.3倍程度に落ち着きました。

 倍率の発表を見るときは、以上のことを頭の片隅において、冷静に見てほしいと思います。
 

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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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