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マスコミは結論にあわせて取材する存在である

 安部首相が今日から5月3日まで約1週間の予定で米国を訪問する。
 オバマ大統領との日米首脳会談のほか、日本の首相として初めての米議会上下両院合同会議での演説も予定されている。

 残り任期も1年半、国外でも国内でも影響力が低下しているオバマ大統領との会談には、あまり期待できんなというのが正直な感想だ。ヒラリー・クリントン女史ほか次期大統領候補と目されている人々と、どれだけ顔つなぎしておくのだろうか。そっちの方に興味がある。

 これから1週間、新聞・テレビは訪米の模様を随時伝えることになるだろうが、だいたい予想がつくね。

 まず、米国民は日本の首相の訪米にはほとんど関心を持っていない、安部の名前はまったく知られていない。そんな印象を与えるような報道をする。
 しかし、われわれだってロシアのプーチン大統領、ドイツのメルケル首相、フランスのオランド大統領、イギリスのキャメロン首相と、世界各国の首脳を10人も挙げられればいいほうだ。一般の米国民が「ABE」の名前を知らなくたって、どうってことはない。そっちが普通なのだ。

 次に、安部首相が、他国の首脳や過去の日本の首相に比べて軽い扱いを受けているという印象を与えるような報道をする。オバマ大統領との会談の回数が少ないとか、時間が短いとか、場所がどうとか。まあ、どれだけそういうネタを集めてくるか、楽しみだね。

 米議会での演説については、過去の植民地支配について「反省」と「謝罪」がなかったという点を突いてくるだろうね。かつて米国に追い込まれて開戦してしまい、原爆まで落とされてしまったのは痛恨の極みであり、ここは反省点なのだが、この場で「謝罪」まではしないだろう。万一、安部首相が「謝罪」を述べてしまうと、マスコミとしてはガッカリだね。ツッコミどころがなくなる。だから、間違っても「謝罪」してくれるなよ、っていうのが本音だろう。

 産経新聞は、大いに成果があった。読売新聞は、一定の成果はあった。朝日新聞と毎日新聞は、成果なく、むしろ新たな問題を引き起こした。そんな結論がすでにあって、それに合わせて取材し報道するんだろう。

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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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