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常識にしばられない異業種の人は強い

 日高屋にはよく行く。
 昼飯を食いにだ。
 いちいち何を食うか考えるのが面倒なので、頼むのは醤油ラーメンと餃子と決めている。だから座った瞬間に注文できる。これはどこのラーメン屋に行っても同じ。

 この間、めずらしく夜に行ってみて、ちょっと驚いた。9時ごろだったと思うが、ほぼ満席。みんな飲んでいる。
 おいおい、日高屋はいつから居酒屋になったんだ、などと思っていたら、これは「ちょい飲み需要」というものを取り込んだ結果で、お店の戦略なのだと知った。つまり、居酒屋から客を奪おうという作戦だ。たしかに、ここなら、「シメにラーメン」も簡単だし。

 いまの時代、ホントに敵はどこからやって来るか分からない。居酒屋だったら、当然自分のライバルは他の居酒屋と考えるが、ラーメン屋に脅かされるのだ。
 セブンイレブンが100円コーヒーでドトールやスタバに脅威を与えているのも同じ構図。前の方ばかりみていたら、背後から弾が飛んできたような感じかな。

 どんな商売でも、それぞれにノウハウというものがあるわけだから、違ったカテゴリーから入ってきて成功させることは容易ではない。居酒屋もラーメン屋も、飲み食いする点じゃ同じだろうという単純な話ではない。

 しかし、異業種から入ってきて成功を収めた企業はいくらでもある。
 その成功の秘密は何なんだろう。
 一つ考えられるのは、異業種から入ってきたために、その業界の常識にしばられない自由な発想ができるということだ。固定観念がない強み。

 「もう俺たちは、さんざんやって来たんだよ。ありとあらゆることを試したけど、結局ダメ。無理なんだよ。プロの俺たちがやって出来ないことを、素人がやってできるはずないだろう」。
 ところがこれは、業界の人にだけ通用する論理。異業種の人には、通じない。
 常識にしばられない異業種の人は、「だったら、こうやれば」なんて、ひょいと壁を乗り越えちゃったりする。

 しかし、こういう話。他人事じゃないな。人様からプロだの専門家だのと言われるようになったらよくよく注意しなきゃいかん。ただでさえ、年取って頭が固くなってるんだ。常識にとらわれない自由な発想をしなければ。

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先日、塾へ来た異業種の営業の方とお話をする機会がありました。
取引をする前に、当塾のことを何気なく紹介していたら、
「そこが強みになるところですね」と、思わぬところでいわれました。
「これって、強みになるんだ…」と私はびっくりでしたが。

異業種の方とお話をしていると、塾の世界だけに発想が縛られないので、
いつもおもわぬ収穫があります。
時間があるときは、異業種の営業の方と(取引するかしないかは別として)お話をするのが、実は好きだったりします。

いろんな視点・いろんな世界を知ることは、
塾の運営にも、生徒さんへの新たな視点の提供にも、
大いに役立つと思います。
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梅野弘之

Author:梅野弘之
受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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