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おめでとう又吉君、あと続けてほしいね

 お笑い芸人ピースの又吉直樹が芥川賞を受賞した。
 小説で身をたてようとした人が一度はとってみたいと思う憧れの賞だ(一度しかとれないが)。

  主催者の文芸春秋社の宣伝のための賞であるから、話題性も考慮されたかもしれない。だが、いわば新人賞であり、受賞を足がかかりに大作家に成長した作家も大勢いるわけだから、今後に期待しよう。

 以前にも書いたことだが、私は、プロとアマチュアの違いは量産できるかどうかの違いであると考えている。

 何事かを職業(プロ)としてやる。それは、毎日続けてやるということである。画家は毎日絵を描き、作曲家は毎日曲を作り、歌手は毎日歌う。
 芸術家だけではない。
 先生は毎日授業をし、医者は毎日治療し、ドライバーは毎日人や物を運ぶ。それが職業(プロ)というものである。

 でも、趣味だって毎日続けている人がいる?
 なるほど、たしかにそうだ。とすると、毎日続けるかどうかだけではプロとアマを区別することは難しそうだ。

 では、ほかにどんな違いがあるか。
 職業(プロ)としてやるということは、人々を楽しませたり、助けたり、幸せにすることである。それは、自分のためであるだけでなく、世のため人のためである。つまり、職業(プロ)としてやるというのは、社会的責任を果たすということである。
 趣味に社会的責任はない。

 職業(プロ)としてやれば、その代償を受け取ることになる。つまり報酬(給料)を得る。
 その報酬は自分や家族の生活を支えるものであるが、ここから税金も払うから、ここでも社会的責任を果たすことになる。
 趣味では家族を養うことはできないし、もちろん税金を払う義務もない。

 というわけであるから、プロ作家・又吉直樹は、どんどん作品を書き続けて人々を楽しませ、大いに稼いでたくさんの税金を納めなければならないという社会的責任を負っているのである。大いにがんばっていただきたい。

※関連記事
プロとは量産できる人のことだぜ(2014年6月29日)

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