梅野弘之の先生応援ブログ

　朝っぱらから面倒な私である。

私「今日の埼玉新聞見たか」
志村「はっ」
私「はっ、とか言ってんじゃねえ。『真夏の大予想』に決まってるだろう」
志村「真夏の大予想ですか」
私「つか、オウム返しはやめろって言ってるだろう」
　と、いつものように本題に入る前の儀式が長い。

私「で、どうだった。意見を聞かせろ。感想じゃないぞ。意見だ」
志村「意見ですか」
私「ほら、また来たか、『必殺オウム返し』。いちいち相手の言葉を繰り返す得意技だ」
志村「得意技ですか」
私「直らんな。一生やってろ。で、意見だよ、意見」
志村「意見ですか。何だろう」
私「っていうか、そもそも、感想と意見の違いが分かってるのか。まずそこからだ」

　ということで志村クン。ああでもないこうでもないと長考すること1時間。
私「そろそろ、答を聞こうか。端的に言ってくれよ。一言でズバッとな」
志村「一言ですか。むずかしいけど、感想は思ったことで、意見は考えたことですか」
私「小学生か」
志村「分かんないな。何ですか、違いは」
私「感想に根拠は要らないが、意見には根拠が必要。これが答えだ」

　感想と意見の境界線はあいまいだ。
　ただ、私の関心はビジネスを進めて行く上での違いにある。
　ビジネスでは感想を求められるケースは少なく、意見を求められるケースの方が多い。感想だけでなく、意見を述べられる人になりなさい。これが今日のお説教である。

　
　埼玉新聞に掲載された「公立高校入試問題～真夏の大予想」