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ドリルや問題集の無断コピーは違法行為だ

 2020東京五輪のエンブレムを作成した佐野研二郎氏。
 佐野氏の作品がどこぞのホテルのエンブレムを盗用したものなのかどうか、私にはよく分からない。また、佐野氏の他の作品についても盗用疑惑があるとされているが、これもよく分からない。

 しかし、こうした知的財産権に関わる問題は、会社としてパンフレットやポスター、あるいは映像作品を制作し、また個人名で結構文章を発表している私にとって、決して他人事とは言えない。
 意図して真似る(パクる)ことはなくても、結果として似てしまい、それが紛争の元になるかもしれないから、注意しなければならないのだ。
 と言って、どこをどう注意すればいいという確かな方法がないから、やっかいだ。

 皆さんもご承知のとおり、知的財産権のうち、特許・商標・意匠など産業財産権と呼ばれるものについては登録制度があるから、事前調査も可能だが、著作権についてはそのような制度がない。創作した時点で、その創作者には自動的に著作権が発生するというのが、著作権に対する考え方であり、ここがこの問題を非常に難しくしている。

 一般の人が、ブログやフェイスブックやツイッターで、簡単に情報発信できる時代であるから、文章や音楽・絵画・写真などを発表する機会も多いだろう。その意味で、著作権問題は、きわめて身近な問題と言えるのである。

 読者の中には塾の先生もいると思われるが、市販のドリルなどを無断複製して(コピー)して生徒に配っているケースがあるようだが、これは、出版会社や著作権者の利益を不当に侵害しているという点で違法行為である。

 出版社や著作権者に訴訟を起こされたらまず勝ち目はない。ただ、仮に損害賠償請求をしたとしても、裁判費用の方がそれを上回ると思われるので、実際に訴訟に至るケースは少ない。
 まあ、それを見越してやっているのだと思うが、子どもの教育に関わる者が平然と法を犯すのはいかがなものかと思うのである。

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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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