ライフワークが見つからない
昨日のこと。
紹介してくれる人がいて、月風かおり(つきかぜ・かおり)さんという女流書家と会った。ご本人は「風書家(ふうしょか)」と名乗っている。(名刺にそう書いてあった)
風書というのは造語だね。
月風さんは、創作活動の一環としてチベットやヒマラヤ、はては南極大陸まで行っている。
アラスカ半島、北米大陸を横断し、灼熱のサハラ砂漠も横断している。全部バイクで。まったく、これじゃほとんど冒険家だな。
が、もちろん冒険に目的があるんじゃなくて、そこで作品(書)を書くのである。
いや、なにもそんな辺境の地に行かなくても、書斎で落ち着いて書いたらよかろうにと思うのだが、それがそうではないというのだ。
その地の、そこに吹く風を、五感で感じながら、そのイメージを書にする。とまあ、そんなことらしいのである。
なるほど。それで風書なんだな。
私は、「あなたにとって、風書は仕事なのか趣味なのか」と尋ねた。
彼女の答えは「ライフワーク」。
そうか、そう来たか。
質問が馬鹿だった。
仕事でもない趣味でもないライフワーク。または、仕事と言えば仕事、趣味と言えば趣味だが、そのどちらでもなくライフワーク。
ライフワークには生涯をかけた仕事という意味もあるが、彼女の言うライフワークは、それとはちょっと違うようだ。
人生のそのもののテーマ。あるいは生き方。
まあ考えてみれば、自分の行動のすべてを、これは仕事、これは趣味と分類しなくてもいいわけである。「どっちでもない」もありだ。
さてと。
自分はライフワークと呼べるほどのものを持っているのだろうか。自分には人生のテーマと言えるものがあるのだろうか。
昨夜からずっと考え続けているが、まだ答えは出ていない。
月風かおりさんのホームページはコチラ
紹介してくれる人がいて、月風かおり(つきかぜ・かおり)さんという女流書家と会った。ご本人は「風書家(ふうしょか)」と名乗っている。(名刺にそう書いてあった)
風書というのは造語だね。
月風さんは、創作活動の一環としてチベットやヒマラヤ、はては南極大陸まで行っている。
アラスカ半島、北米大陸を横断し、灼熱のサハラ砂漠も横断している。全部バイクで。まったく、これじゃほとんど冒険家だな。
が、もちろん冒険に目的があるんじゃなくて、そこで作品(書)を書くのである。
いや、なにもそんな辺境の地に行かなくても、書斎で落ち着いて書いたらよかろうにと思うのだが、それがそうではないというのだ。
その地の、そこに吹く風を、五感で感じながら、そのイメージを書にする。とまあ、そんなことらしいのである。
なるほど。それで風書なんだな。
私は、「あなたにとって、風書は仕事なのか趣味なのか」と尋ねた。
彼女の答えは「ライフワーク」。
そうか、そう来たか。
質問が馬鹿だった。
仕事でもない趣味でもないライフワーク。または、仕事と言えば仕事、趣味と言えば趣味だが、そのどちらでもなくライフワーク。
ライフワークには生涯をかけた仕事という意味もあるが、彼女の言うライフワークは、それとはちょっと違うようだ。
人生のそのもののテーマ。あるいは生き方。
まあ考えてみれば、自分の行動のすべてを、これは仕事、これは趣味と分類しなくてもいいわけである。「どっちでもない」もありだ。
さてと。
自分はライフワークと呼べるほどのものを持っているのだろうか。自分には人生のテーマと言えるものがあるのだろうか。
昨夜からずっと考え続けているが、まだ答えは出ていない。
月風かおりさんのホームページはコチラ