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面談ほど疲れるものはない

 面談は疲れる。
 ほかの先生はどうだったか分からないが、私は疲労困憊したね。当時は1クラス45人なんていう時代だったから、連日相当な数をこなさなきゃいけない。

 やってるときは、こっちも緊張感があるから何も感じないが、家に帰って風呂に入っているときも、夜ふとんに入ってからも、昼間の話の数々が頭の中をかけめぐって寝られないんだよ。人の悩みを聞くっていうのは容易なことではないな。

  「他人様の子どもと自分の子どもと、どっちが大事なんだ」。
 先生の家庭では、どこでも一度は交わされた会話ではなかろうか。
 こういう究極の選択を迫られる質問には参るね。というか、そもそも答えが出せない問いなんだ。

 そりゃ、答えを出さなきゃ命がないぞと迫られれば、自分の子と答えるしかない。決まってるだろう。担任は別の人間が代わることができるが、親は他人では代替できないのだから。
 しかし、自分の子と答えることは、先生であることを否定することになる。つまり人生の否定だね。

 先生は暇だとか、気楽だとか、そんな無責任なことを言っているやつもいるが、よほど先生運に恵まれなかったんだろうな。お気の毒なことだ。どんな世界だって、いい加減な人間はいるわけで、そういうのにしか巡りあわなかったんだ。

 これから面談の回数も増えることだろう。先生方、身体をこわさないようにしてくれ。

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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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