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過去問百問

 出版社の声の教育社さんに埼玉県の公立過去問を頼んだら、一緒に他の関東各県の問題集も送ってくれた。しっかり研究しろということだな。
 じゃあ、やってやろう。

 まず仮説を立ててみた。
 「1都6県3年分の過去問をやっておけば、翌年の入試問題は、この中から出るはずだ」。

 1都6県とは、東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城・栃木・群馬。つまり関東地方ということである。
 たとえば、24年度、25年度、26年度の3年間に出た問題が、27年度に出題されていれば、最初の仮説は証明されることになる。

 タイトルの「過去問百問」は、韻を踏んでいて言い易いということもあるが、ある教科が大きく5問で構成されているとしたら、1都6県分だから、5×7=35問。これの3年分だから、35×3=105問。ほぼ百問だ。
 1教科あたり100問の過去問をやっておけば、だいたい当たるんじゃないかということだ。それで「過去問百問」。

 予想される結果は次のとおり。
 1 よく出る
 2 まあ、よく出る
 3 どちらとも言えない
 4 あまり出ない
 5 ほとんど出ない

 では、実際に調べてみよう。
 国語の漢字の読み書きなどは統計がとりやすいので、まずはこれを試してみよう。

 調査結果。
 24~26年の3年分の中から、27年度に出題があったのは次の3例であった。
 「染まる」 24千葉前期(書き) → 27埼玉(書き)※「染める」
 「募る」 25千葉前期(読み) → 26東京(読み) → 27栃木(読み)
 「負担」 24神奈川(書き) → 27群馬(書き)

 結論としては、「4あまり出ない」か「5ほとんど出ない」でいいだろう。
 国語の漢字に関しては仮説は証明できなかった。

 ただ、これを調べている過程で以下のような事例が見つかった。
 「鮮やか」 25茨城(読み) → 26東京(読み)
 「織る」 25茨城(読み) → 26神奈川(書き)
 「割愛」 24栃木(読み) → 25千葉前期(読み)
 「看護」 24東京(書き) → 26栃木(書き)
 「刻む」 24栃木(読み) → 25千葉前期(書き)
 「採寸」 24栃木(書き) → 25東京(書き)
 「散策」 24群馬(書き)=24千葉前期(書き) → 25栃木(書き)
 「秀逸」 24埼玉(読み)=千葉前期(読み)
 「祝辞」 25埼玉(書き) → 26神奈川(書き)
 「澄む」 26群馬(読み)=26千葉前期(読み)
 「縮める」 24埼玉(書き) → 25東京(書き)
 「照れる」 24茨城(書き) → 25神奈川(書き)=25栃木(書き)※「照らす」
 「委ねる」 27埼玉(読み)=27千葉前期(読み)=神奈川(書き)
 以上、24~25年度が26年度に出た事例が5件、24年度が25年度に出た事例が6件である。

 塾の先生たちは専門家だから、こういうのはとっくに研究しているんだろうね。
 私はここまでで2時間もかかってしまった。
 目が疲れてきたので、今日はここまでだ。
 

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梅野弘之

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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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