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学校うるさいぞ、と言われても

 学校はうるさい所である。うるさい連中が集まっているためだ。
 
 今の時期だと小学校は運動会の練習でうるさい。
 中学校や高校は部活などで一年中うるさい。

 近隣から「うるさい」「静かにしろ」とクレームが来ることもある。
 そう言われても、野球やサッカーの練習を黙ってやるわけにもいかないし、吹奏楽部に音を出すなとも言えない。運動会なんぞは厳かにやるもんじゃなく元気にやるものだ。

 こうした近隣との騒音トラブルは、ほとんどの学校がかかえているようで、皆さん悩んでおられる。
 
 広い敷地を必要とされる学校が、住宅街のど真ん中に突如出現するというケースはほとんど考えられず、騒音トラブルは学校の周りが宅地化することによって発生する。
 企業の工場や倉庫や物流センター周辺でも同様の事態が発生している。

 そこで、学校があることが分かっていて移り住んできたのだから文句を言うなという意見も出てくる。たしかに一理あって、どうしても子供や生徒の声に我慢がならない人は、学校周辺を避ければいいのだ。

 しかし、この考え方の問題点は、先に住んでいる者の権利は、後から移り住んだ者の権利より優先されるということになりかねないことだ。何十年前から住んでいようが、つい最近引っ越して来ようが、その地域やその土地で快適に暮らす権利は等しく与えられなければならない。

 騒音だけでなく、安全上の問題やら、環境上の問題やら、かつてはなかったさまざまな問題が学校を悩ませている。だが、学校はこれらを、後からやって来た人々によってもたららされたものと被害者的に考えてはいけない。相手も被害者だと言っているわけだし。

 縁あって同じ土地に暮らすことになった者同士、ここは譲り合い助け合いながら暮らして行くのが本筋だろう。これは決してきれいごとで言っているのではなく、地域とはそうあるべきなのだ。

 運動会や文化祭の前は、必ず近隣の家を一軒一軒回って、ご迷惑をおかけすることを詫び、招待状を配っている学校がある。何か行事があるときは、近隣の人たちにも参加を呼び掛けている学校もある。

 どちらもその土地から離れられない以上、共存の道を探るしかないのだ。

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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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