今年もまた比叡山延暦寺
今年もまた比叡山延暦寺に行ってきた。
行きの新幹線。
隣りは日本人のサラリーマンだったが、あとは見渡す限り中国人観光客。わいわいがやがやうるさい。歩き回る。ゴミを散らかす。
日本に来てくれるのは有難いが、ちょいとマナーがいただけない。
で、この中国人観光客の影響もあって、ホテル代が軒並み上がっているのが辛い。
今日は朝から比叡山。
私は20年近く前から、毎年10月1日に行なわれている行事に参加しているのだが、そのことはまた別の機会に書く。
今日は坊さんがぞろぞろいた。寺なんだから当たり前なのだが、いつもと雰囲気が違う。なぜかと思ったら、今年は「法華大会(ほっけだいえ)という4年に1度の法要行事とぶつかっていたのだ。
この行事の中に「広学堅義(こうがくりゅうぎ)」と言われる、天台宗の僧侶になるための試験がある。その受験生が全国から集まってくるから、いつもより坊さんの数が目立ったというわけだ。
国宝「根本中堂(こんぽんちゅうどう)」は28年度から60年に一度の大改修に入るとかで、すでにその準備が進められていた。
根本中堂には「不滅の法灯(ふめつのほうとう)」と呼ばれ、開祖・最澄以来、1200年間途絶えることなく灯されている灯明がある。
あれ? でも延暦寺は織田信長によって焼き討ちされたんじゃなかったか。その時に途絶えなかったのか。
大丈夫。
山形県の「立石寺(りっしゃくじ)」に分灯されていたものを移してきたのだ。つまり、バックアップをとっておいた。
なお、立石寺は松尾芭蕉の『奥の細道』にも出てくる。
「閑かさや岩にしみ入る蝉の声」。有名な句が詠まれたところだ。
ということで、一応受験生向けの豆知識も紹介しておいた。

第256世天台座主:半田孝淳猊下が大講堂に入られるところ。
※天台座主(てんだざす)=天台宗の最高峰 ※半田孝淳(はんだこうじゅん)=98歳 ※猊下(げいか)=高僧に対する尊称
行きの新幹線。
隣りは日本人のサラリーマンだったが、あとは見渡す限り中国人観光客。わいわいがやがやうるさい。歩き回る。ゴミを散らかす。
日本に来てくれるのは有難いが、ちょいとマナーがいただけない。
で、この中国人観光客の影響もあって、ホテル代が軒並み上がっているのが辛い。
今日は朝から比叡山。
私は20年近く前から、毎年10月1日に行なわれている行事に参加しているのだが、そのことはまた別の機会に書く。
今日は坊さんがぞろぞろいた。寺なんだから当たり前なのだが、いつもと雰囲気が違う。なぜかと思ったら、今年は「法華大会(ほっけだいえ)という4年に1度の法要行事とぶつかっていたのだ。
この行事の中に「広学堅義(こうがくりゅうぎ)」と言われる、天台宗の僧侶になるための試験がある。その受験生が全国から集まってくるから、いつもより坊さんの数が目立ったというわけだ。
国宝「根本中堂(こんぽんちゅうどう)」は28年度から60年に一度の大改修に入るとかで、すでにその準備が進められていた。
根本中堂には「不滅の法灯(ふめつのほうとう)」と呼ばれ、開祖・最澄以来、1200年間途絶えることなく灯されている灯明がある。
あれ? でも延暦寺は織田信長によって焼き討ちされたんじゃなかったか。その時に途絶えなかったのか。
大丈夫。
山形県の「立石寺(りっしゃくじ)」に分灯されていたものを移してきたのだ。つまり、バックアップをとっておいた。
なお、立石寺は松尾芭蕉の『奥の細道』にも出てくる。
「閑かさや岩にしみ入る蝉の声」。有名な句が詠まれたところだ。
ということで、一応受験生向けの豆知識も紹介しておいた。

第256世天台座主:半田孝淳猊下が大講堂に入られるところ。
※天台座主(てんだざす)=天台宗の最高峰 ※半田孝淳(はんだこうじゅん)=98歳 ※猊下(げいか)=高僧に対する尊称