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組体操の高層化は過剰演出の結果だろう

 いつの間にやら運動会における組体操が巨大化・高層化していたようだ。
 10段とか11段というのは昔では考えられんな。どうして、そんなことになってしまったのだろう。

 私が疑問に思うのは、騎馬戦や棒倒しが危険だという理由で運動会から姿を消しつつあるなかで、どうして組体操が生き残ったかということだ。

 騎馬戦や棒倒しは、しばしば殴ったり蹴ったりの乱闘に発展する。と言うより暴力で決着をつける種目なのだ。これは教育的ではない。それに比べれば、みんなで一致団結、力を合わせて成し遂げる組体操のほうが、ぶっつけ本番でもできる騎馬戦や棒倒しに比べ、教育的である。
 と、考えられた可能性がある。

 もう一つの疑問。
 子どもの体力低下が叫ばれているなかで、なにゆえ組体操だけが巨大化・高層化・低年齢化して行ったかということだ。
 昔の子どもは平気で5段ぐらいできたのに、今の子は3段もできないというなら話は分かるが、その逆だ。

 これは、運動会の「見せ物化」が進んだ結果ではないか。運動会には元からそういう要素はあったが、保護者受けの狙い過ぎだ。
 先生たちが、組体操の高層化にそれほど教育的意義を認めているとは思えない。演出が先に立っているのではないか。

 私は危険なことは止めろとは思っていない。それを言い出したら野球もサッカーもマラソンもチアリーディングもできなくなる。
 だから、多少の危険があったっていいわけだが、学校の運動会が、ビジネスの一環として行われるスポーツイベントを真似る必要はあるまい。

 競技性を高めつつ、子どもたちが満足し、見に来た親たちも楽しめる運動会。そういうものを目指したらいいと思う。

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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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