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偏差値を上げたいなら、正答率にも注目

 受験生諸君は、前のテストより点数は下がったのに偏差値は上がった、その逆に点数は上がったのに偏差値は下がったという体験をしているかもしれない。これは主に平均点の違いによるものである。
 平均点が前回より上がった場合は、その上がり幅と同じぐらい自分の点数が上がっていないと偏差値は下がってしまうだろう。

 偏差値は、同じ種類のテスト同士で比べるもので、異なる種類のテストと比べてもあまり意味がない。テストを受ける集団の質やテストの内容や難易度などが違えば、異なる数字が出るからだ。

 以上を踏まえて先に進む。
 基本的に、点数が上がれば偏差値も上がる。そうならない場合もあるということは述べたが、受験生の心構えとしては、とにかく点数を上げる。そう考えよう。

 ここからの数字はあくまでも目安である。
 たとえば、5教科500点満点のテストで、偏差値を「1」上げたい。その場合、平均点にほとんど変化がないと仮定すれば、合計点を約10点上げる必要がある。1教科あたり2点ということだ。

 小問の配点で1点というのはなく、2点が最小だから、問題の数で言えば、1教科あたりあと1問多く正解すれば、偏差値「1」アップが実現する。4点の問題だったら、もっと少なくて済む。

 5教科で偏差値「5」アップ。これだと40~50点ほど多く得点しなければならず、結構大変そうだが、1教科10点ずつと考えれば、出来そうな気がしてくる。

 得点を上げ、偏差値をアップするためには、正答率の高い問題、すなわち比較的易しい基礎基本問題を絶対に落とさないという考え方が必要になるだろう。

 過去問をやってみて、出来ない問題があっても、それらすべてについて落胆する必要はない。
 たとえば数学では、正答率1.1%などという問題がある。100人中1人しか正解していない問題だ。配点は7点とたしかに高いのだが、はっきり言って、ほとんどの受験生にとって、どうでもいい問題だ。こうした問題で合否が分かれるのは、浦和・大宮などごく一部の学校だけだろう。

 であるから、受験生諸君は、模擬試験の採点結果を受け取ったら、正答率が高い問題を間違うことで、無駄な失点をしていないかどうかを確かめてみる必要がある。
 いわば凡ミスであるから、これらをなくすことによって、10点、20点はすぐに上げられるのである。

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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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