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公立だから宣伝しない? それはちょっと違うだろう

 公立高校は、募集活動において派手な宣伝をしない。
 どういうものが派手な宣伝なのかは、決まった解釈があるわけではないが、私立が大学進学実績や部活の実績について大々的にアピールすることを指しているのではないか。

 まあ私などは、私立がそれほど派手にやっているとは思えないが、公立からはそう見えるようだ。

 公立が派手な宣伝をしなくて済んでいるのは、一つには、そうしなくてもちゃんと生徒が集まるからである。もちろん定員が満たせず苦労している学校もあるが、全体として見れば、私立ほどの苦労なしに生徒が集まる。

 また、仮に生徒が思うように集まらなくても、直ちに経営上の問題が生ずるわけでもないので、これも派手な宣伝をする必要がないもう一つの理由となるだろう。

 しかし、だからと言って、公立が自校についての情報発信をしなくてもいいということにはならない。
 派手であるかどうかは別として、むしろ公立こそ説明責任があるのだ。税金でやっている学校の義務と言ってもいい。
 と、私は考える。

 基本的に私費でやっている私立学校が、どんな募集をやろうと自由である。たしかに私立にだって公費(税金)が投じられているのだが、全額が税金で賄われているわけではないわけだし、派手だろうが地味だろうが、好きなようにやればいい。

 税金で作られたものが有効に使われなかったとき、人はこれを税金の無駄使い(浪費)と言う。
 公立高校は税金で作られ、税金で運営されている学校であるから、有効に使われなければならない。
 有効に使われるとは、この場合、学校の教育方針や教育内容、あるいは教育レベルに応じた生徒が、誤解することなく志望し入学してくることである。

 そのための説明。
 これは義務とか責任と言うべきものであって、それを派手な宣伝はしないの一言で片づけられては困るのである。

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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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