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フェアの数、多過ぎ

 昨日は、春日部ふれあいキューブで行なわれた合同説明会「ファーストナイン」に行ってきた。
 東部地区の公私立校が中心だが、南部地区や県外の私立も参加していた。
 「ファーストナイン」は、もともと9月初めに実施されたことからのネーミングだが、会場の都合やらで「ラストテン」になってしまっている。

 数ある合同説明会はこれでほぼ終了。これからは各校独自の学校説明会や個別相談会が中心になって行く。

 私は、15年ほど前、全国でも例がない公私合同の説明会を企画した。
 岩佐教育研究所の岩佐桂一氏と共に、「公立と一緒では嫌だ」という私立と、「私立と一緒では嫌だ」という公立を説得して回り、何とか実現にこぎつけた。
 これが毎年夏、さいたまスーパーアリーナで行われている「彩の国進学フェア」だ。

 その後、いろんなパターンのフェアが次々に始まったのだが、受験生と学校との出会いの場を提供するという意味で、それぞれのフェアは役割を果たしている。
 ただ、これだけ数が増えてくると、弊害も出てくるのではないかとやや心配になってくる。

 特に私立の場合、学校独自の説明会・相談会の数も多く、それに加えて民間企業や塾が主催するフェアに参加するわけだから、募集担当の先生は、2学期中の土日休日はほぼ出ずっぱりとなる。
 その分、平日に休みが取れるかというと、本業である授業があるので、これは無理。となると、年中無休状態となるわけで、精神的にも肉体的にもよろしくない。

 私自身、こういう構造を作ることに加担しているので言いづらいのだが、もう少し数を減らさないと先生方の身がもたない。

 受験生も大変だ。
 志望校は自分で行って、自分で決めて来なさいというのが、今の埼玉方式だから、休みのたびにフェアに行ったり、説明会に行ったりしなければならない。

 実際に学校を訪ねて、その上で志望校を決めるというのは悪いことではなく、本来そうあるべきだと思うが、それにしても、休日のほとんどをフェアや説明会参加に費やしていて、肝心な受験勉強は大丈夫なのかと心配になる。
 
 私個人にできることは自ずと限界があるが、先生は授業に、受験生は勉強に、それぞれ集中できて、それでいて学校選びに支障を来たさない方法はないものか。そこのところを追求してみようと思っている。

 一応、腹案はあるので、これから各校の先生方に順次提案して行くつもりだ。

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私もフェアを主催する側なので、なんとも言いにくいところですが、
高校の先生方は、大変な思いをされているのではないかと思います。
梅野先生の腹案がどのようなものなのかは分かりませんが、
先生方の負担と情報提供の両立ができるものに進化していったら、
そんなふうにも思います。
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梅野弘之

Author:梅野弘之
受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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