新聞社を激励する
埼玉新聞社の人が打ち合わせにみえたので、今日は新聞に関する話題。
私は、新聞やマスコミに関することはしばしば書いているので、もしかしたら同じようなことをすでに書いているかもしれない。
新聞を読む人が減っているという。
昔は満員電車の中で苦労して新聞を広げている人がいたものだが、今はとんと見かけない。スマホやタブレットでネットのニュースを見ている。
家では無料でテレビが見られるし、ネットのニュースもほとんど無料だ。だから、わざわざ金を出してまで新聞を読む必要はない。
まあ、そんなところだろう。
だが、新聞には新聞にしかできない技がある。
それは、ニュースのバリュー(価値)を一瞬にして認識させるという技だ。
新聞では、重要なニュースほど大きなスペースを割くことになっている。また、重要なニュースほど、「より上に」、「より右側」に掲載することになっている。さらに活字の大きさでもバリューが分かる。
新聞は読むものとだけ考えがちだが、見るものでもある。直感的にニュースのバリューを認識させるのは、新聞がもっとも得意とするところなのだ。
ネットのニュースは、基本的には時系列になっている。ニュースのバリュー順ではなく、起きた順番で並べているのだ。
だから、政府が何々を発表したというニュースのすぐ下に、芸能人の誰それが結婚したとか離婚したとかどうでもいいようなニュースが並んだりする。
私などは年齢を重ねて、ある程度、ニュースの価値判断ができるようになっているからいいが、若い人たちがニュースをネットだけで見るという時代になって、こうした価値判断ができるようになるのか、いささか心配である。
よって、新聞社よガンバレというのが、本日新聞社の方々に申し上げたことである。
それに、ネットのニュースと言ったって、元々は新聞社や通信社の記者が取材して書いた記事である。ここでも新聞社よ頑張ってくれなのである。
私は、新聞やマスコミに関することはしばしば書いているので、もしかしたら同じようなことをすでに書いているかもしれない。
新聞を読む人が減っているという。
昔は満員電車の中で苦労して新聞を広げている人がいたものだが、今はとんと見かけない。スマホやタブレットでネットのニュースを見ている。
家では無料でテレビが見られるし、ネットのニュースもほとんど無料だ。だから、わざわざ金を出してまで新聞を読む必要はない。
まあ、そんなところだろう。
だが、新聞には新聞にしかできない技がある。
それは、ニュースのバリュー(価値)を一瞬にして認識させるという技だ。
新聞では、重要なニュースほど大きなスペースを割くことになっている。また、重要なニュースほど、「より上に」、「より右側」に掲載することになっている。さらに活字の大きさでもバリューが分かる。
新聞は読むものとだけ考えがちだが、見るものでもある。直感的にニュースのバリューを認識させるのは、新聞がもっとも得意とするところなのだ。
ネットのニュースは、基本的には時系列になっている。ニュースのバリュー順ではなく、起きた順番で並べているのだ。
だから、政府が何々を発表したというニュースのすぐ下に、芸能人の誰それが結婚したとか離婚したとかどうでもいいようなニュースが並んだりする。
私などは年齢を重ねて、ある程度、ニュースの価値判断ができるようになっているからいいが、若い人たちがニュースをネットだけで見るという時代になって、こうした価値判断ができるようになるのか、いささか心配である。
よって、新聞社よガンバレというのが、本日新聞社の方々に申し上げたことである。
それに、ネットのニュースと言ったって、元々は新聞社や通信社の記者が取材して書いた記事である。ここでも新聞社よ頑張ってくれなのである。