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会社赤字でもお構いなしの消費税

 みんなは、もしかしたら消費税は消費者が支払う税金だと思ってないかい?
 企業(会社)も払ってるんだよ。

 消費者が、たとえばセブンイレブンで商品を買って、消費税分も加えたお金を支払う。セブンイレブンにとって、これは利益(もうけ)じゃなくて、いわば消費者から預かったお金だから、後日これを消費者になり代わって税務署に納める。

 という仕組みであることは、中学校の公民の教科書にも書いてある基本中の基本だ。

 が、私が言っている、企業も払ってるんだよの意味は、これとは違う。
 
 私のやっている会社は、消費者を直接相手にしているのではない。だから、消費者からいったん預かった消費税を納めるということはない。
 でも、消費税は納める。

 なぜかと言うと、消費税は、すべての商取引に対して、例外なくかかってくる税金だからだ。
 つまり、われわれ会社をやっている人間にとって、これは、消費税と言うより取引税と言うべきものなんだ。
 消費税と言うと、一般個人の消費者にだけかかってくる税金だと誤解されるから、できれば名称を変えて欲しいと思う。

 会社が払う代表的な税金には法人税というのがある。これも教科書に書いてある。
 こちらは、会社の規模などで税率が変わるし、そもそも利益(もうけ)にかかる税金だから、もうかってなければ、そんなに払う必要はない。

 だが、消費税は待ったなしだ。会社が赤字だってお構いなしだ。

 私の会社は9月決算なので、11月末までに消費税を納めなければならない。
 税金を滞納すると、延滞金とか加算税とか余計なものまで払うことになる。これが結構馬鹿にならない金額で、と言うか、年率10何パーセントというサラ金並のおそろしい利率で膨れ上がって行く。これは何としても避けなければならない。

 早く税金を払い終えてホッとしたいと思う今日この頃である。

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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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