笑いながら話す人の心理
わが社の志村くんは「笑いながら話す人」である。
「笑いながら怒る人」というのは、若い頃の竹中直人の持ちネタであるが、今の人は知らんだろう。が、今日はそっちじゃない。
私「真剣な話をしてるんだ。笑いながら話すんじゃない」
志村「はっ? 笑ってませんけど。ハハハ」
私「おいおい、正気か。自分が笑ってることを自覚してないのか」
志村「全然そんな気ないんですけど。ヒヒヒ」
「怒りながら話す人」である私と、「笑いながら話す人」である志村くんは、毎日こんな会話を繰り返している。
仕事中、社内で雑談めいた話をしないわけじゃない。そんなときに笑顔や笑い声があっても構わない。だが、そうじゃない真面目な会話のときも、顔が笑っている。声が笑っている。
本人に自覚がないということは、営業先でもそうしているのだろう。そこが問題だ。
専門家ではないので確かなことは言えないが、笑顔や笑い声を交えて話すのは、おそらく自己防衛の手段なのだ。
相手の反論や、鋭い指摘を緩和したいという心理。
「いや、ボクそんな本気じゃないから、厳しいツッコミやめてね。軽く言ってみただけだから、間違ってても怒らないでね」。
志村「そんな気持ちはないですけど。フフフ」
私「意識の底にあるから、自覚してないだけだ」
志村「どうしたら治りますか。へへへ」
私「少なくともビジネスの場面で言えば、自信を持って話せるだけの知識や経験を持つことだ」
志村「時間がかかりますね。ホホホ」
というわけで、「怒りながら話す人」である私と、「笑いながら話す人」である志村くんとの会話は延々と続くのであった。
「笑いながら怒る人」というのは、若い頃の竹中直人の持ちネタであるが、今の人は知らんだろう。が、今日はそっちじゃない。
私「真剣な話をしてるんだ。笑いながら話すんじゃない」
志村「はっ? 笑ってませんけど。ハハハ」
私「おいおい、正気か。自分が笑ってることを自覚してないのか」
志村「全然そんな気ないんですけど。ヒヒヒ」
「怒りながら話す人」である私と、「笑いながら話す人」である志村くんは、毎日こんな会話を繰り返している。
仕事中、社内で雑談めいた話をしないわけじゃない。そんなときに笑顔や笑い声があっても構わない。だが、そうじゃない真面目な会話のときも、顔が笑っている。声が笑っている。
本人に自覚がないということは、営業先でもそうしているのだろう。そこが問題だ。
専門家ではないので確かなことは言えないが、笑顔や笑い声を交えて話すのは、おそらく自己防衛の手段なのだ。
相手の反論や、鋭い指摘を緩和したいという心理。
「いや、ボクそんな本気じゃないから、厳しいツッコミやめてね。軽く言ってみただけだから、間違ってても怒らないでね」。
志村「そんな気持ちはないですけど。フフフ」
私「意識の底にあるから、自覚してないだけだ」
志村「どうしたら治りますか。へへへ」
私「少なくともビジネスの場面で言えば、自信を持って話せるだけの知識や経験を持つことだ」
志村「時間がかかりますね。ホホホ」
というわけで、「怒りながら話す人」である私と、「笑いながら話す人」である志村くんとの会話は延々と続くのであった。