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学生たちよ、大企業を目指せ

 就職活動、いわゆる「シューカツ」の話題である。

 私にはもはや婚活は縁がなく、必要なのは「シューカツ」は「シューカツ」でも終活(死の準備)の方である。

 就活に関する問題点は、就活の開始時期が早く、また長く続くため、学生が学業に専念できないというところにある。
 そこで、学業に支障がないように日程を取り決めるのだが、今年変えたばかりのものをまた来年変えるということで、これがまた新たな問題になっている。

 よくニュースなどで、50社も60社も訪問して内定がとれない学生が紹介されているが、私は「ホントかいな」と、大いに疑問を持ちながら見ている。
 実際にそういう例もあるのかもしれないが、だとしたら、その学生はアホじゃ。己の能力・適性を自覚できない、失敗を次に生かせない、という点でアホなのだ。
 そういうアホをことさらに取り上げて、あたかも企業の側に落ち度があるような印象を与えようとするマスコミもクズだ。

 唐突だが、人生において肩書は重要である。
 なくても何とかなるが、これは多くの人にとって、あった方がいいものなのだ。
 トヨタ自動車に勤めていますとか、三菱東京UFJ銀行に勤めていますと言えば恰好いいじゃないか。世間も「優秀なんですね」と思ってくれる。
 いや、実際に優秀なんだ。しかも給料は高いし、まずつぶれる心配もない。

 だから、学生たちが大企業や有名企業に殺到するのは止むを得ないことなのだ。中小企業に目を向けろなどというのは、世間知らずが言うセリフだ。

 私なんぞは会社経営と言ったって、無名の零細企業だからね。電話口で会社名を名乗った瞬間切られるよ。
 相手は私のことなんか知らない。だから社名を聞いて、知らねえなで終了。が、もし私に肩書があったら、そうはならない。

 これを解決するには、私自身が肩書抜きの名前だけで通る人間になることだ。または、会社を誰もが知る有名企業にすることだ。
 どっちも難しく、死ぬまでにできるかどうか。おそらく無理だろう。

 というわけで学生諸君。できるだけ大きな企業、有名な企業を目指そうではないか。
 わざわざ中小企業なんて選ぶんじゃない。そんなに急がなくたって、年をとれば、出向とか言って、ちゃんと系列の中小企業に回してくれるから大丈夫だ。

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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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