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答案はきっちり枠の中に書けよ

 文字がデカくて、いつも枠からはみ出して書いてしまう人がいる。

 小さな子供なら、元気があってよろしいということになりそうだが、大人がこれでは困る。
 よく言えば大らかなのだが、こういう大雑把な人間は仕事では使いものにならない。
 こんなんで履歴書を書いたら、まず面接に呼ばれることはない。書類選考でアウトだ。
 枠の中に、その枠のサイズにふさわしい大きさの字を書く。これが社会人の常識ってもんだ。
 受験生諸君も今のうちから、そういう習慣を身に付けておいたほうがいい。

 ところで、入試で枠からはみ出した答案を書いたらどうなるか。

 埼玉県公立入試問題では表紙にこのような注意書きがある。
 「答えはすべて解答用紙のきめられたところに、はっきりと書きなさい」。

 この「きめられたところ」というのは、厳密に言えば、枠の中ということになる。枠の外側にはたくさんの余白の部分があるが、そこに好き勝手に答えを書いていいわけではない。

 たとえば、こんな問題があったとしよう。
 「~正しいものを、次のア~エの中からすべて選び、その記号を書きなさい」。
 最近は、「一つ選び」ではなく「すべて選び」という問題が必ず出る。正解が一つなのか、二つなのか、あるいはそれ以上なのかが分からないという厄介な問題だ。
 で、正解はイとウの二つを選ぶことだったとする。
 枠からはみ出した答案

 上の答案は文句なし正解。
 では、下の答案はどうか。
 イ・ウ・エと3つ選んでしまっているから不正解。なんだが、エは枠の外、つまり「きめられたところ」に書いてあるのはイとウなのだから、正解でいいんじゃないかという考え方もできる。
 だが、この考えだとイ・ウ・エの3つを選ぶのが正解だったとしたら、今度は逆にバツになる。

 枠外に書かれた答案(らしきもの)の解釈には、採点者も悩むだろうね。
 実際にどのように判定されるかは、ケースバイケースということになろうが、いずれにせよ「きめられたところ」と書いてある以上、枠内にきちっと収めることを心がけるべきだ。

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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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