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入試はみんな「そっくり問題」だね

 日曜日ですが、新聞の原稿を書いています。
 1月11日に発行される埼玉新聞別刷「高校受験特集」です。その日の埼玉新聞本紙に折り込みになるほか、県内の全中学校に配布されます。

 まだ1か月も先の発行ですが、印刷や出版の業界には年末進行というのがあって、1月発行のものは、年内に印刷してしまうんですね。それで、いま書いてる。

 で、書いてるうちに、この内容は1月に伝えるより、冬休み前のいま伝えたほうがいいんじゃないかと思うようになり、ブログ読者の皆さんには、早めに知らせることにしたわけです。

 たとえば、こんなことを書いています。

「秀逸」っていう漢字読めますね。「しゅういつ」。優れているっていう意味です。これ、埼玉の24年度に出たんですが、同じ年に茨城でも出てます。だけでなく、21年度に神奈川でも出てます。それと、長文読問題(物語的文章)の題材。24年度は埼玉と茨城がともに、まはら三桃(まはら・みと)さんという人が書いた「鉄のしぶきがはねる」という文章を題材にしたんです。問題を出した方もビックリしたでしょうね。ふたを開けてみたら「アレ! おんなじだ」。

 こういうことあるんですね。入試問題は極秘だから、お互い相談なんかしないですから、時にこんなことも起こってしまう。

 社会だと、国連安全保障理事会の拒否権に関する問題が、21年度から24年度までの4年間に、埼玉・神奈川・栃木・群馬・茨城で出ています。おかしいでしょう。

 英語なんか笑っちゃいますよ。私も原稿書きながら大笑い。
「あなたの好きな季節について、自分の考えや気持ちなども含め、まとまった内容の文章を5文以上の英語で書きなさい」。これは埼玉。
「あなたの好きな季節はいつですか。その理由を含めて3文以上の英語で書きなさい」。こっちは栃木。
 おいおい、示し合わせたのかい。いや、そんなわけない。
 それぞれ別々に考えたんだけど同じになっちゃった。問題作る人の発想や視点は一緒なんだね。

 そうやって、そっくり問題を探していると、出るわ出るわ。
 なんだ、みんなで繰り返し同じ問題出してるんじゃないか。他にないの?

 でも、ないんだね。教科書で習う内容は限られているし、かと言って、教科書から離れて出題することは許されないし。
 出し尽くされているんだ。

 だとすると、いつも言っているように、来年出る問題は過去に出た問題の中にあるっていうことになる。

 過去問シリーズの声の教育社あたりで、「全国公立そっくり問題集」とか「激似問題集」なんて出してくれないかな。役に立つと思うけど。

 声の教育社ホームページ

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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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