FC2ブログ

読書なんてしなくても国語の点数は上げられる

 読書をよくする子どもは国語の成績がいい。
 たぶん大方当たっているだろう。
 
 だが、本をよく読んでいる割には、文章はヘボという人間もいるし、国語の成績はごく普通という人もいるから、「読書量=国語の成績」というわけでもないようだ。
 というわけだから、読書量と国語の成績は、かなり密接な関係がありそうだということにして、話を先に進めよう。

 さて、ここで取り上げるのは、一般的な国語の成績ではなく、高校入試の国語の点数のことだ。

 結論を先に言っておく。
 読書より有効なのは、問題集をたくさんやることだ。

 読書をすれば国語の成績が上がりそうなのは確かだが、その成果はいつ現われるか分からない。どのくらい読めば現れるかもよく分からない。
 あくまでも推測だが、2年とか3年とか、そういう単位の年数になるだろう。量的にも数十冊とか数百冊という単位になるだろう。

 だから、国語の点数を上げるために、今から読書をしようなどと考えてはいけない。同じ読むなら、新聞の方がマシである。政治・経済面などを読めば、社会の点数に結びつくかもしれない。しかし、これとて、さほど即効性があるとは言えない。

 入試の国語の問題なんて、パターンが決まっているわけだから、点数を上げたければ、読書などと悠長なことを言っていないで、漢字で点数を取りたければ漢字問題集、文法で点数を取りたければ文法問題集、古文で点数を取りたければ古文問題集という具合に、問題集に取り組んだ方が、はるかに効果的である。
 
 もちろん長文読解で点数を取りたい場合も、同じ理屈になるのだが、他の教科に比べて1問をやるのに時間がかかる。1つの設問に答えるために、問題文を全文読まなくてはならならず、これには3分から5分、あるいはそれ以上の時間がかかる。
 他の教科と異なるのは、設問にとりかかる前に、結構な時間がかかってしまう。ただ、それだけの違いである。

 結局、これを面倒くさがってやらないから、練習不足ということになり、長文読解で点数が取れるようにならないのである。

 だが、時間がかかるとは言っても、問題文を読んで、4つか5つの設問に答えるのに要する時間は、せいぜい15分程度である。

 本を読む子に有利さがあるとすれば、この15分を負担に感じないことだろう。逆に言えば、ふだん、それほど本を読まない子でも、たった15分の我慢さえできれば、点数は上げられるということになる。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

梅野弘之

Author:梅野弘之
受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
当ブログを訪問された方
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード