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補欠にさえなれなくても強豪校を選ぶのはなぜだ

 高校サッカーのベスト4が決まった。
 青森山田・国学院久我山(東京)・星稜(石川)・東福岡。

 わが埼玉の名前がないね。残念なことだ。
 だが、その昔、「埼玉を制するもの全国を制する」とまで言われたサッカー王国だったんだよ。今の若いもんは知らんと思うが。

●戦後の高校選手権(インターハイや国体は別)における埼玉代表優勝校。
1951年 浦和
1954年 浦和
1955年 浦和
1956年 浦和西
1959年 市立浦和
1960年 市立浦和
1964年 市立浦和
1969年 浦和南
1972年 市立浦和
1975年 浦和南
1976年 浦和南
1981年 武南

 ね、すごいだろう。
 戦後60数回のこの大会で、12回も埼玉から優勝校が出てるんだぜ。浦和から4校も出てる。


 が、今日のテーマはそこではなくて、サッカーにしても野球にしても、強豪校の部員の多さは何なんだという話である。

 その昔、1974年のことだが、徳島の池田高校野球部が部員たった11人で全国準優勝にかけのぼり日本中の話題をさらったことがあったが、こういうのは例外中の例外だ。

 部員が多いから強くなるのか、強いから部員が集まるのか。
 たぶん両方だと思うが、部員数は、ある程度強さのバロメーターではあるだろう。

 だが、11人でやるサッカーで、1学年50人も60人も部員がいてどうするって話だ。
 「激しいポジション争いがチームの強さにつながっています」
 なんてマスコミは持ち上げるが、本当に争っているのは、せいぜい20番目くらいまでだろう。それも入学時点でほぼ決まっている。

 となると、30番目以下の連中は、毎日何を思って練習に参加しているんだろうと疑問に思うわけである。

 練習施設や指導者には限りがあるから、チームを強化しようと思えば思うほど、レギュラー及び準レギュラーの練習が中心になり、その他大勢の練習は少なくなる。そして、かれらは練習が少ないので、うまくなるチャンスも失われる。

 もうワンランクかツーランク下げれば、もしかしたらレギュラーを狙えるかもしれないし、その立場にいれば練習量も多くなるから、うまくなるチャンスも増える。
 なのに、なぜそういう選択をしないのか。

 たしかに、その場合は、全国出場したり、全国優勝したりの確率は下がって行くのだろうが、スタンドでメガホン叩いてるよりはましじゃないかと思うのである。

 ヘボなチームのレギュラーか、強いチームの補欠かという話なら、そりゃ、強いチームの補欠っていうことでいいと思うが、その補欠にも引っかからないのが明らかな連中は、もうちょっと考え直したほうがいいような気がする。

 と、ここまで書いて、ふと気づいたのだが、名も知れぬ中小企業ではなく、有名大企業を選ぶ大学生の行動も、これとちょっと似ているかもしれない。

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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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