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私はたぶんブラック企業体験者である

 ブラック企業とかブラックバイトなんていう言葉が使われ出したのは、いつ頃からだろうか。

 もし、そういう言葉が20年前、30年前からあったとしたら、私の場合、公務員(教員)時代はホワイト企業に勤め、その後のサラリーマン時代は思いっきりブラックな企業に勤めていたことになる。

 給料は基本給が低く手当でごまかす。サービス残業当たり前。無給で土日休日出勤。トップの個人的趣味を押し付ける。朝から怒鳴り散らす。当然、社員の定着率も低い。等々。

 だから私は、新聞やテレビでブラック企業のことが取り上げられても、ふ~ん、そんなもんかい、当たり前だろうぐらいにしか思わない。
 まあ私の場合は、年齢的にも40歳を超えていたし、一生サラリーマンを続けるつもりもなく、自分の中では、将来の独立のための「修業」という位置づけだったので、何とか耐えられたのかもしれない。

 最初に勤めた会社で得たものは大きかった。今やっている仕事のかなりの部分は、その会社に勤めていた時に得た知識や経験に基づいている。
 その会社は今でも健在で、私がいたころよりもさらに発展しているが、本当に感謝している。とんでもなくブラックだったけどね。

 二番目に勤めた会社もひどかったね。その後つぶれたけど。
 毎日の朝礼では、神棚に手を合わせて、お経を読んで、訳の分からん新興宗教の言葉を唱えて、社長の支離滅裂な訓示を聞かされるんだ。
 週1回の幹部会議は、社歌の斉唱から始まるんだ。あれ、社歌じゃなかったかな。北島三郎の唄だったから、そうじゃないな。
 よく灰皿とか、物も飛んできたな。正座させられたり、なぐられてるやつもいたよ。普通、会議で血みどろにはならんだろう。
 これって、やっぱりブラックだよな。
 でも、ここで得たものも、結構役立っている。いわゆる反面教師っていうやつだけど。

 という次第で、私はブラック企業体験者を自認しているんだが、どうだろう。いま世間で言われているブラック企業とかブラックバイトっていうのは、もっと酷いのかい。

 誤解のないように言っておくが、ブラックでいいとは思わない。従業員満足を一番に考える会社の方がいいに決まってるじゃないか。それに、長期的に見れば、そういう会社の方が繁栄するはずだ。

 だが、企業間の競争は厳しく、ただ存続することさえ困難極まりないものなのだ。
 サークル活動と一緒にするんじゃないよ。

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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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