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大雪で電車が止まったからといって文句を言うんじゃない

 大雪で交通機関が混乱するのは当たり前である。

 台風のとき、強風のとき、大雨のとき、地震のとき。そういう時は運転を取りやめるか、徐行運転するに決まっている。
 そんなときに、いつも通りのスピードで突っ走られたら危なくてしょうがない。安全第一を考えれば、遅れて当然、止まって当然ではないか。

 なのに、「遅れやがって」とか「待たせやがって」とか文句を垂れるんじゃない。
 電車だって、バスだって、みんな一生懸命やってくれてるんだよ。

 大雪の予報は前の日から出てたわけだろう。だったら交通機関がいつも通りなわけないだろう。
 これは想定外じゃなくて、想定内なんだよ。
 だから、動かなかったらどうするかは、事前に決めておけ、遅れに備えて1時間、2時間早めに家を出ろって、そういう話だよ。
 自分の無策を棚にあげて、電車やバスの責任にするんじゃない。

 ニュースのインタビューなんかで、被害者ヅラしてるやつを見かけるが、アホとしか言いようがないな。


 私は、滅多なことでは遅刻をしない。
 最近は、約束の時間を間違えたりするが、これは老化がなせるわざだ。

 私が自分に課しているのは、「1.5倍の原則」というものだ。そういうものが、世の中にあるかどうか分からんが、たとえば10分で着くところなら15分前に出る、30分なら45分、1時間なら1時間半という具合に、5割増しぐらいで計算しておく。
 これでほぼ失敗はない。

 車での移動の場合、事故渋滞などに巻き込まれたりすることもある。
 遅れを取り戻そうとスピードを出したりすると危険であるから、私の場合、「これはもしかすると時間に間に合わないかもしれない」と思った段階で、ものすごく早めに先方に電話し、「もしかしたら遅れるかもしれない」と伝える。

 「もしかしたら」であるから実際には間に合ってしまうことも多いが、こうしておけば先方もイライラ待つこともないし、こちらも焦って無謀な運転をしなくて済む。
 約束の時間のだいぶ前に「15分ぐらい遅れそう」とか「下手をしたら30分近く遅れそう」と連絡するから、先方も、だったらその間にもう一仕事となるかもしれない。

 こういう考え方であるから、私は遅刻常習犯に対しては大変厳しい。
 別に怒ったり、文句を言ったりはしない。
 ただ、こいつはちょっと頭の働きが鈍いんじゃないかとか、この自分本位の思考は何とかならんのかと軽蔑するだけである。

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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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