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若い頃の修業は、人生のどこかで役立つものだ

 第154回芥川賞・直木賞の受賞者が決まった。
 芥川賞に決まった滝口悠生(たきぐち・ゆうしょう)さんは、県立所沢高校の卒業生だ。所沢高校のホームページには、さっそくこのことが出ていた。

 埼玉県出身者では、10年ほど前に青山七恵さん(県立熊谷女子高校出身)が同賞を受けている。

 文学ファンには常識だと思うが、芥川賞というのは、前回、又吉直樹が受賞したことでも分かるように、新人賞の意味合いを持っている。
 対して直木賞の方は、当初は新人賞の性格もあったようだが、現在では、すでにある程度小説界で活躍している作家に贈られる賞となっている。

 比較的最近では、「下町ロケット」や半沢直樹シリーズの原作者である池井戸潤が、何冊もヒット作を出した後にようやく受賞している。
 私は池井戸潤の作品をかなり前から読んでいたので、今頃かよ、と思ったものだ。

 さて、芥川賞の方だが、受賞したからと言って、作家としての将来が100%約束されたわけではない。その後、パッとしない作家はいくらでもいる。
 逆に、村上春樹のように候補にはのぼったが、結局受賞には至らず、しかし後に作家として大成した人も大勢いる。

 だから、受賞は単なるスタートラインなのだ。
 滝口悠生さんも、本当の勝負はこれからなので、ぜひとも頑張って作家として成功を収めていただきたい。


 今までこのブログではあまり書かなかったと思うが、私は若い頃、結構な文学少年だったのだ。いや、相当な、と言うべきかもしれない。
 中学・高校のときは、「部活命」の体育会系であったが、その一方で、練習以外の時間は、ほとんど読書に充てていた。
 当然、勉強の時間は少なくなるので、学校の成績はいまいち、だった。
 今にして思えば、もうちょっと受験勉強に精を出すべきだったと思うが、この年でそんなことを言っても始まらない。

 しかし、60歳を過ぎてもフルマラソンを走れるし、こうして毎日ブログを書き続け、新聞その他にも原稿を書いていられるのは、たぶん若いころの修業?のおかげではないかと思っている。

 勉強はやっておいたほうがいいに決まっているが、それだけでなく、絵が得意な人はどんどん描けばいいし、ダンスが得意な人はどんどん踊ればいい。もちろん音楽でもスポーツでもいい。

 ただ、「そこそこ」じゃいけない。
 好きなこと、得意なことは、少なくとも人並み以上にやりなさいということだ。

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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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